kokoroのtubuyaki (えびすけの裏日記)

選択の余地

翌日に、先生との治療方針の話し合いのため、朝イチから病院へ行きました。
緩和治療へ変換の決断をさせられるのだろうと、
姉が一緒に行けなかったので、私がその決断をくださなくてはいけないのだと思うと、
非常に気が重かったのですが、
主人が一緒につきそってくれることになり、助かりました。

主人は基本的に、母のことは、「私と姉で決めること」と自分は介入しないスタンスできていましたので、
特に相談ということはなかったのですが、やはり、一緒に来てくれると心強かったです。

心して、先生と面談したのですが、これが意外に、選択の余地があり、

このまま続けるのか、はたまた緩和治療に切り替えるのか、どうしますかということでした。

肺炎の治療をやめるということは、点滴を取り、すべて無くしていき、脱水症状にわざとさせ、
極力吐かないようにしていくというものなので、
先生に確認したところ、飲まず食わずの場合、もつのは2~3週間くらいだろうとのことでした。

それを決めるには、私にはまだ、心の準備ができていませんでしたので、
もう少し治療続けて、肺炎を治す、・・という選択肢が残されていて、助かりました。

母の様子も、昨日よりは少しましになっており、
この肺炎を乗り切れるかもしれないという可能性が出てきました。

母の全身状態は、決してよくはないけれど、
「危ない」ほどまではなっておらず、
まだ力が残っているとのこと。

今後の転院の話などの話も出てきましたので、
少し先のことも考えられる状態だということにほっとしました。

今、入院しているところは、急性期の病院なので、
やはり、熱心に治療をします。
いざ、治療をやめた場合、ここにいられるかどうかというのも心配でしたし、
一応、最長3週間という期限があるとも聞いていましたし、
母の行き場がどうなるのかも、不安ですが、
母がどこまで回復するかも未知なので、
何とも言いようがない状態でした。

先生も今の状況で、何が最善か、何を勧めるべきか、
非常に悩ましい様子でした。

そんな中で、もう少し母の体力に賭け、
生命力に望みを託すことにしました。
母にとっては、しんどい期間ですが、
肺炎が治まれば、楽になりますし、
ならなければしんどいだけの時間になってしまいますが、
先生が何度もおっしゃるのは、
延命治療と治療は紙一重だと。

うまくいけば「治療」であり、うまくいかなければ「延命治療」だったことになると。

母はしんどそうで、見ているのはつらいのですが、
これは見送るものの使命だと思います。

入院した際に、先生に「できるだけ、楽な様に」「しんどくないようにしてほしい」と言ったのですが、

「悪くなって病気になっているのだから、しんどくない訳がない」と。

簡単に、「楽なようにしてほしい」というのは安易な発想だったと、はっとさせられました。

苦しみなく生命を全うできる人がとのくらいいるか、考えると、そのような人の方が稀だと思うし、
それは、とても幸せな人だと思います。

漠然と、最期は、モルヒネ等を使い、苦しみなく逝くのだと想像していました。
でも、実際入院して、あれこれ治療をほどこしてはいても、
やはり、苦しいのは苦しいし、
かといって、治療をやめても苦しいのは苦しい。

病気を発症している時点で、やはり、苦しみは伴うし、
「楽に」はできないけれど、その中で最善を選んでいくしかない。

「正解は無いんです」と先生もおっしゃります。
その時その時々で、考えて出した答えがすべてです。

母の様に、若い人ではない場合、「どこまで治療しますか?」という質問が必ずついてきます。
高齢であっても、昨日までぴんぴんして元気だった人だと、また治って元気な生活を目指すという目的がありますが、
母の様に、重度の認知症で、自発的な意思表示がなく、ほぼ寝たきりの生活をしていた場合、
免疫力が低下していて、もともとの体力も低いうえに、
何が何でも、つらい検査や治療を受けてまで、頑張る必要性があるかということになります。
ましてや、今は、胸の癌と、おそらく腸にも癌があるだろうと発覚している中で、
はたして、どこまで・・ということになります。

癌かも?という話を聞いたとき、
手術も治療も母の状況じゃ無理だろうとあきらめていました。

しかし、その時は、何の症状もなく、普通に特養での生活ができていましたので、
何か病気になるということは、想像していませんでしたし、
何か癌の症状が出るとしても、まだ先だろうと勝手に思っていました。

でも、今回の肺炎。
いろいろ総合して考えると、予想の域を超えませんが、
腸癌からくる腸閉塞がおこり、腸閉塞から誤嚥による肺炎・・・
なのではないかと思います。

健康な人と違って、いろんな検査を受けていたわけでもなく、
「痛い」とか「しんどい」とかの発信もないので、病気に気づきにくい状況で暮らしてきました。

年1回の健康診断は受けてきていましたが、乳がんや子宮ガン、大腸がん等の特別の検査は受けていませんでしたし、
病気が発覚しても、治療するのは難しいと考えていました。

そんな中で、認知症を発症してから、十数年。特に大きな病気もなく、
グループホームで4年ほど、特養に移って5年ほど。
平穏に暮らせてきたことに、感謝しないといけませんね。
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by ebisuke1014 | 2014-04-11 10:45 | 介護のこと

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