kokoroのtubuyaki (えびすけの裏日記)

若年性アルツハイマー

以前、テレビで若年性アルツハイマーの特集をしていたのを姉がビデオで撮っていて、
それを貸してもらって見た。

ドキュメンタリー形式で、数組の家族を数ヶ月にわたって取材したものだ。

60歳以下で発症した若年性アルツハイマー患者とその家族。

1組以外は、自宅で生活をしている方だった。

発症からの年数は様々だったけれど、病気の進行を少しでも遅らせようと、
患者も家族も一生懸命努力していた。

症状の進行を追っての取材だったけれど、本人が病気の自覚があり、
忘れていくことへの不安や悔しさを抱えている様が見ていてつらかった。

あ~、こんなこともあった。母もそうだった。と
重ね合わさることばかりで、
この頃、きっと母もすごく不安で、辛かったのだろうと、
今更ながら思い出され、その頃自分が母にとったキツイ態度が悔やまれてならない。

母の突然の変化。急激に進行していく症状に、私たちもついていけなかったし、
信じられなかった。

当然のことが出来ない。
それが信じられなかった。
「何で分からへんの?」そんな風に問い詰める気持ちが強かった。

そんな風に、追い詰められることが、母にとって、どれだけ辛かったか。

孤独の中においやってしまって、本当にかわいそうなことをしてしまった。


ただ、一つ救いは、アルツハイマーは、最近のことから忘れていき、
嬉しいことは、忘れにくいという。

病気が発症した初期の頃の、嫌だったこと、辛かったことを母が忘れていてくれることを祈る。
そして、昔のこと、楽しかったこと、自分が一番居心地の良い思い出と、
幸せな時間の中で生きていてくれることを祈ろう。

私が「お母さん」と呼びかけると、嬉しそうに笑う。
それは、私が呼ぶことが嬉しいのではなくて、
きっと、母の中の「お母さん」が良い印象を引き起こしてるんだと思う。
つまり、母は自分のお母さんを思い起こしてるんだと思う。

不思議とお父さんのことは言わないし、反応もしない。
きっと、結婚前の、少女時代、子供時代に戻っているのではないかと思う。

だから、私のことも忘れているかもしれない。
ただ、私の呼びかける「お母さん」には今でも反応してくれる。

いろんなことが分からなくなって、いろんなことを忘れてしまっている母だけど、
今、幸せな中にいるのではないかと思う。
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by ebisuke1014 | 2009-01-28 01:07 | 介護のこと | Comments(0)
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